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■スンバ島
Sumba
スンバ島の魅力は精霊マラプを信仰する伝統的なアニミズムと、この島独特の大胆なモチーフを使ったイカットです。
精霊マラプは巨石墓などの彫刻、イカットなどのモチーフによく使われる人間の姿をした祖先の霊で、スンバの人びとは供え物や、さまざまな宗教的な決まりを守ることでマラプとよりよい関係を築き、富や健康を維持できると信じています。年に一度のパソラ祭は実際のいくさのように槍を携えた騎馬団が戦い、豊作を願う祭です。
→[スンバ島:おすすめの旅]
西スンバの青年たちの戦いと女性の踊りです。1920年代オランダ植民地時代に首刈りの習慣は禁止されましたが、勇ましい戦いの名残は現在このような踊りとして残っています。
スンバの伝統住宅のうち、とんがり屋根を持つものはウマ・マラプと呼ばれ、家族が集まる一家の中心となる建物です。とんがり部分には一家の精霊が宿り、聖なる物品が奉られています。
「イカットといえばスンバ」と言われるほど、スンバのイカットは世界的に有名です。その大胆なモチーフと鮮やかな色合いはエキゾチックなアジアンテイストのインテリアとしても人気が高いものです。
伝統的な工法では、紡ぎ、染め、織りすべてのプロセスが手作業で行われ、染料は植物からの天然素材です。作成に2年以上かかるものもあり、古くから受け継がれてきた布には魔術的な力もあると信じられています。
巨石墓を囲むようにとんがり屋根の家々が並ぶのが伝統的なスンバの村の特徴です。なかにはどのように運んだのか不思議なくらい大きい石を使ったお墓もあります。